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痩せられないのは遺伝子のせい?肥満遺伝子の種類とその検査方法とは

2020年07月15日

同じような食生活を送っている場合でも、太るかどうかは人によって異なってきます。たくさん食べても全く太らない人と、普通の食事をしていても太ってしまう人がいるのです。こうした体質の違いが生まれる要因の一つとして、肥満遺伝子に注目が集まっています。

ADRB3遺伝子は糖質の代謝に関わる遺伝子であり、内臓脂肪の付きやすさに関係しています。この遺伝子には、脂肪を燃焼する褐色脂肪細胞を活性化させるという、重要な働きが備わっているのです。しかし日本人のうちおよそ3割程度の人は、ADRB3遺伝子が変異しているといわれています。この遺伝子が変異していると脂肪が燃焼しにくくなり、太りやすくなるといわれているのです。

UCP1遺伝子は、皮下脂肪が付きやすい体質かどうか、という点に関わっています。UCP1遺伝子が変異している人は基礎代謝量がやや低く、腰回りなど下半身に脂肪が付きやすい傾向です。

FTO遺伝子は、BMI値と深く関わる遺伝子だとされています。この遺伝子が変異している人は、標準型の人よりも高カロリーな食品を好む傾向があり、BMI値が高くなりやすいとされているのです。この遺伝子には、食欲と関連するホルモンの分泌をコントロールする働きがあるとされています。変異することによって食欲のコントロールが効きにくくなり、太りやすくなると考えられるでしょう。

どの種類の遺伝子に変異があるかによって、肥満の傾向が変わってくるといいます。ADRB3遺伝子に変異がある人は内臓脂肪の増加によってリンゴ体型になりやすく、UCP1遺伝子に変異がある場合は下半身が太りやすい、と考えられるのです。自分が持っている肥満遺伝子の種類を把握すれば、食生活改善のヒントを得ることができるでしょう。

専門の会社が提供している検査キットを利用することで、自分自身の肥満遺伝子を確かめることができます。検査方法は、専用の綿棒を使って頬の内側をこすった後キットを返送する、というものです。一定期間経過すると、肥満遺伝子に関する検査結果が送られてきます。

非常にシンプルな検査方法ですが、その結果から様々なことがわかるといわれています。どういったダイエットを行うともっとも効率よく痩せることができるのか、という詳細なアドバイスが検査結果に付属するケースも多いようです。遺伝子検査によって自分自身の体質をきちんと把握すれば、ダイエットをより成功させやすくなるでしょう。